作業療法士が生成AIでシフト管理サイトを作ってみた|初心者でもここまで試作できた

医療職の副業

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私は回復期リハビリテーション病院で働く、経験6年の作業療法士です。

Web制作やプログラミングは初心者ですが、生成AIを使いながら、リハビリ職の勤務を想定したシフト管理サイトを試作しました。

今回作ったのは、

  • スタッフが自分のシフトを確認する
  • 来月の希望休を登録する
  • 管理者がスタッフの希望休を確認する
  • 必要な出勤人数を設定する

といった機能を持つWebサイトです。

実際の病院へ導入して運用しているシステムではありません。

あくまで、私が仕事をする中で感じていた課題をもとに、「生成AIを使ったら初心者でもどこまで形にできるのか」を試したものです。

この記事では、実際に作った画面を紹介しながら、

  • なぜ作ろうと思ったのか
  • どんな機能を作ったのか
  • 生成AIをどう使ったのか
  • 初心者でもできたこと
  • 難しかったこと

を紹介します。


作業療法士がシフト管理サイトを作ろうと思った理由

病院で働いていると、毎月のシフトにはさまざまな情報が関係します。

たとえば、

  • スタッフそれぞれの希望休
  • 有給
  • 代休
  • 曜日ごとに必要な出勤人数
  • 休みを動かせるかどうか
  • 各スタッフの休暇状況

などです。

スタッフの希望を確認しながら、必要な人数も確保する必要があります。

そこで、

「希望休の提出から人数確認まで、一つのWebサイトで管理できたら便利なのではないか」

と考えました。

ただし、私はWebエンジニアではありません。

プログラミングについても初心者です。

そこで今回は、自分ですべてのコードを書くのではなく、生成AIに相談しながら必要な機能を整理し、少しずつ試作する方法を選びました。


実際に作ったシフト管理サイト

今回のサイトでは、大きく、

スタッフ用画面
管理者用画面

の2つに分けました。

まだ試作段階ですが、ブラウザ上で実際に操作できるところまで作っています。


1.スタッフと管理者で分かれるログイン画面

生成AIで試作したシフト管理サイトのログイン画面

最初に作ったのがログイン画面です。

今回の試作では、名前を入力してログインする仕組みにしました。

スタッフとしてログインした場合はスタッフ画面へ、管理者としてログインした場合は管理者画面へ移動します。

最初の試作を簡単にするため、認証方法もシンプルなものにしています。

そのため、このログイン方法をそのまま実際の医療機関で利用することを想定しているわけではありません。

本格的に利用する場合は、パスワードやアカウント管理など、セキュリティ面を別途検討する必要があります。


2.スタッフ画面ではシフトや希望休を確認できる

スタッフとしてログインすると、スタッフ用メニューが表示されます。

シフト管理サイトのスタッフ用メニュー画面

今回の試作では、

  • 今月のシフト
  • 希望休の登録
  • 休暇利用状況

を確認できるようにしました。

毎月の勤務表や休暇情報を別々に探すのではなく、一つの画面から確認できる状態を目指しています。


3.カレンダーから希望休を登録できるようにした

次に作ったのが、希望休を登録する画面です。

希望休を登録するカレンダー画面

カレンダーから希望する日を選択して、休みを登録できるようにしました。

今回の設計では、

  • 週休
  • 有給
  • 代休
  • リフレッシュ休暇
  • 特別休暇

などを登録できるようにしています。

登録した内容がカレンダー上に表示されるため、

「自分がどの日に、何の休みを登録したのか」

を確認しやすくしました。


希望休には優先度も設定できるようにした

シフトを考えるとき、すべての希望休が同じ条件とは限りません。

たとえば、

「この日は絶対に休みたい」

という日もあれば、

「できればこの日がいいけれど、変更しても大丈夫」

という日もあります。

そこで今回の試作では、希望休に優先度を持たせる考え方を取り入れました。

これによって管理者側でも、

「どの休みは変更できないのか」

「どの休みなら調整できそうか」

を判断しやすくすることを狙っています。

ここは、実際に医療現場で働いているからこそ、

「単純に休みの日付だけ登録するだけでは足りない」

と感じた部分です。


4.管理者専用の画面も作った

スタッフ画面とは別に、管理者画面も試作しました。

シフト管理サイトの管理者メニュー画面

管理者画面では、

  • 休み管理
  • スタッフ登録
  • 出勤人数調整
  • 休暇の管理

などを行える構成にしました。


希望休を提出していないスタッフも確認できる

管理者側では、

「次月の希望休をまだ登録していないスタッフ」

を確認できるようにしました。

毎月、一人ずつ希望休の提出状況を確認するのではなく、画面を見れば未提出者を把握できる状態を想定しています。

こうした小さな作業でも、毎月繰り返すとなると手間になります。

生成AIを使ったサイト作成では、こうした

「普段ちょっと面倒だと感じている作業」

を機能として考えていきました。


必要な出勤人数も設定できるようにした

希望休だけを管理しても、その日の出勤人数が足りなければシフトは成立しません。

そのため管理者側から、

「この日は何人出勤してほしいか」

を設定できる機能も考えました。

曜日や祝日によって必要人数が違う場合にも対応できるようにし、

希望休と必要人数を一緒に確認できる状態

を目指しています。


最初から生成AIに「全部作って」と頼んだわけではない

今回作ってみて重要だと感じたのは、

生成AIに一度お願いすれば、理想のサイトが完成するわけではない

ということです。

最初に必要だったのは、コードではありませんでした。

まず、

  • 誰が使うのか
  • スタッフは何ができるのか
  • 管理者は何ができるのか
  • どんな休みを登録するのか
  • 何を管理したいのか

を整理しました。

この部分が曖昧なまま、

「シフト管理サイトを作って」

と頼んでも、自分が欲しいものにはなりません。


生成AIへの伝え方も少しずつ変えた

以前の私は、ChatGPTなどの生成AIに短い質問をして、回答をもらう使い方が中心でした。

今回のようなWebサイトを考えるときは、それだけでは足りませんでした。

そこで、

「回復期リハビリテーション病院で使うことを想定する」

「スタッフ画面と管理者画面を分ける」

「スタッフは希望休を登録できるようにする」

「管理者は希望休と必要な人数を確認できるようにする」

といった条件を、一つずつ追加していきました。

そして、

作る → 実際に見る → 問題を見つける → 修正する

を繰り返しました。

一度で完成させようとしないことが、初心者の私には特に重要でした。


プログラミング初心者でも生成AIを使って進められたこと

頭の中のアイデアを整理できた

最初から完成した仕様を考えていたわけではありません。

「こんなものがあれば便利かもしれない」

という段階から生成AIに相談しました。

会話を続けることで、

「では、そのためにはどんな機能が必要なのか」

を少しずつ整理できました。


分からない言葉をその場で確認できる

Webサイトを作っていると、初心者には分からない用語が出てきます。

そのとき、

「これは何のために必要なのか」

「初心者にも分かるように説明してほしい」

と生成AIに聞けるのは助かりました。

専門用語を完全に理解してから始めるのではなく、必要になったところで確認しながら進められます。


修正を何度でも相談できる

画面ができると、

「思っていたものと違う」

「この機能も欲しい」

「ここは削除したい」

ということが何度も出てきます。

そんなときも、

「今の仕様を残しながら、この部分だけ変更したい」

と伝えて修正を繰り返せました。


生成AIを使っても難しかったこと

もちろん、生成AIがあれば何でも簡単にできるわけではありません。

必要な機能は自分で考える必要がある

AIは機能を提案してくれます。

しかし、

「実際の業務では何が必要なのか」

を一番理解しているのは、現場で働いている人です。

たとえば、

  • 休みの種類
  • 希望休の優先度
  • 必要な出勤人数
  • 誰が情報を変更できるか

といった条件は、自分で整理する必要がありました。


動けば完成ではない

ブラウザ上で画面が動いても、

それだけで病院で使えるシステムが完成したわけではありません。

実際に職場で使う場合には、

  • セキュリティ
  • 職員の個人情報
  • 認証
  • バックアップ
  • 勤務先の承認
  • 実際の運用方法

など、さらに確認することがあります。

今回作ったものは、あくまで個人で試作したWebサイトです。

病院に正式導入したものではありません。


医療職でもWebサービスを形にできると分かった

今回の試作で一番大きかったのは、

「プログラミング初心者でも、自分が考えた仕組みを試作品にするところまでは進められる」

と実感できたことです。

私は作業療法士なので、Web開発が本業ではありません。

それでも、

「こういう仕組みがあれば便利なのでは?」

というアイデアを、実際に触れる画面として形にできました。

もちろん、専門のWebエンジニアと同じことができるという意味ではありません。

それでも、生成AIによって、

アイデアを試すためのハードルはかなり下がった

と感じました。


DMM 生成AI CAMP 学び放題で学んだことも役立った

今回サイトを作るときに意識したのが、

  • AIに役割を伝える
  • 目的を明確にする
  • 作業工程を分ける
  • 完成形を具体的に伝える

という考え方です。

私が生成AIの基礎を学ぶきっかけになったのが、DMM 生成AI CAMP 学び放題でした。

受講したときの感想や料金、良かった点だけでなく、負担に感じたところも別の記事でまとめています。

→ 作業療法士がDMM 生成AI CAMP 学び放題を受講した感想はこちら

また、DMM 生成AI CAMP 学び放題の内容を直接確認したい場合はこちらから確認できます。

▼ DMM 生成AI CAMP 学び放題を確認する

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※上記リンクはアフィリエイト広告です。

なお、講座を受講しただけでシフト管理サイトが完成したわけではありません。

学んだ考え方を使いながら、自分で仕様を考え、何度も修正した結果として今回の試作につながっています。


実際に作った手順とプロンプトを100円で公開しました

今回の記事では、

「どんなものを作ったのか」

を中心に紹介しました。

一方で、

  • 最初に何から決めたのか
  • 生成AIにどう指示したのか
  • スタッフ画面と管理者画面をどう整理したのか
  • 希望休機能をどう考えたのか
  • 初心者がどこでつまずいたのか
  • 最初に使えるプロンプト例

など、より具体的な作り方についてはnoteにまとめました。

価格は100円にしています。

「生成AIを使って自分でも何か作ってみたい」

という人向けの内容です。

→ プログラミング初心者の作業療法士が、生成AIでシフト管理サイトを試作した手順

※今回作成したサイトは試作品です。記事・noteともに、実際の医療機関への導入を保証するものではありません。


シフト管理サイトを作って感じたこと

今回、生成AIを使ってシフト管理サイトを試作したことで、

生成AIは文章を書くためだけのものではない

と感じました。

自分が仕事の中で感じている課題を、

「こういう仕組みにできないか」

と考え、実際に画面として形にすることもできます。

一方で、AIに全部任せればいいわけではありません。

実際には、

  1. 課題を見つける
  2. 必要な機能を考える
  3. AIに条件を伝える
  4. 作ったものを確認する
  5. 修正する

という作業が必要でした。

今回作ったシフト管理サイトも、まだ試作段階です。

それでも、Web制作やプログラミングが初心者の私でも、

「アイデアを実際に触れる形にする」

ところまで進められました。

今後も実際に試しながら、医療職が生成AIを仕事や副業にどう活用できるのかを発信していきたいと思います。

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